バナナ・ジャクリーヌとサツマイモの茶巾絞りで薬膳風おやつ
身近なフルーツを使ったおいしいスイーツで薬膳効果も期待できるというオイシイお話しです。
バナナは体を冷やす甘味の性質を持ち、腸を潤し、体の熱を取り、解毒作用、便秘改善の効果があります。
サツマイモは体温を変化させず甘味の性質を持ち、胃腸を丈夫にし、食欲不振、便秘に効果があり、常食すれば五臓を養います。
そんなバナナとサツマイモのおいしい薬膳風おやつをご紹介します。
●バナナ・ジャクリーヌ
(材料 4人分)
バナナ4本
オレンジソースの材料:オレンジ1個、バター90g、砂糖大さじ2、ラム酒大さじ1
ホイップクリームの材料:生クリーム100cc、砂糖大さじ1.5、バニラエッセンス少々
粉糖、バター、アーモンドスライス、ミントの葉(あれば)
(作り方)
@オレンジの表皮をすりおろして取り分け、果汁を絞る。鍋にバターを入れて溶かし、砂糖を加えて煮溶かし、火からおろしてラム酒・オレンジの表皮・果汁を加えて混ぜたらボールに移す。
Aバナナを二等分し粉糖をまぶす。
Bフライパンにバターを溶かしAの両面を焼き@に漬けて味をしみこませる。
C皿にバナナとソースを盛り、七分立てにしたホイップクリームをトロリとかけ、アーモンドスライスとあればミントの葉を飾る。
●サツマイモの茶巾絞り
(材料 4人分)
皮をむいたサツマイモ400g、砂糖40g、抹茶小さじ1、甘納豆15粒前後
(作り方)
@サツマイモは厚めに皮をむいて輪切りにし、水にさらす。
A熱した蒸し器で@を蒸すか、皿に入れた@をラップしてレンジで加熱して柔らかくする。熱いうちに裏ごしして砂糖を混ぜ合わせる。
B抹茶を熱湯小さじ2で溶き、Aの1/4量とムラにならないように混ぜる。
CガーゼかラップにAを大さじ山盛り1杯ぐらい乗せ、その上にBの1/4量乗せ、その上に甘納豆を3〜4粒乗せる。
Dガーゼかラップごとギュッと絞ってねじり茶巾状にしてできあがり。
どうですか?
おいしそうでしょう?
バナナ・ジャクリーヌにお好みでシナモンパウダーを振れば、シナモンの血行促進・鎮痛・利尿・発汗・解熱・健胃作用も期待できます。
おいしく食べて健康増進してみてください。